WING
ZALA AERO、対ドローン銃「REX-2」輸出へ
2021年から輸出有望国に量産品販売予定
カラシニコフ・コンツェルンのZALA AEROは去る11月17日(ロシア現地時間)、対ドローン銃「REX-2」の輸出承認が下りたと発表した。ZALA AEROでは、2020年末までに数カ国に開発試作品を納入するほか、2021年から輸出有望国に量産品を販売する予定としている。
「REX-2」は国際軍事技術フォーラム「ARMY 2019」で発表した対ドローン銃で、基本構成では2.4GHz、5.8GHz、GLONASSやGPS、Galileo、BeiDouといった衛星測位システムの信号を抑圧することが出来る。また、抑圧用モジュールとしてはほかに、430MHz、900MHz、1.3GHz、1.8GHz、2.6GHzの周波数帯をオプションとして用意している。
重量はわずか3キログラムと小銃と同等に軽く、・・・
※写真=ZALA AEROは対ドローン銃「REX-2」を2021年から輸出有望国に量産品を販売する予定だ(提供:ZALA AERO)
※写真=ストックを折り畳んだ「REX-2」。ケースから取り出して即座に使用出来るという(提供:ZALA AERO)