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タレス、海自向けOZZ-5に高周波合成開口ソナー提供
三菱重工UUV搭載、自動探知・類別で負荷軽減
タレスは、三菱重工業が海上自衛隊に提供する自律型水中航走式機雷探知機「OZZ-5」向けに、埋没機雷探知用の高周波合成開口ソナー(HFSAS)「SAMDIS」を提供する契約を締結したことを明らかにした。
タレス・ジャパンによれば、日本側が新規に開発した沈底機雷探知用の低周波合成開口ソナー(LFSAS)技術とタレスのHFSASが組み合わさることで、昨今需要が高まっている海上機雷対抗策に対応し、水中の状況に左右されることなく、不審な埋没機雷を探知することが可能となるとしている。とくにタレスのHFSASは自動探知・類別(AuDC)機能を提供し、収集したデータ処理におけるオペレーターの負荷を軽減することができるという。・・・
両社で海外市場展開も視野
※写真=海自向け「OZZ-5」にタレス製の高周波合成開口ソナー搭載(三菱重工HPより)