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スホーイ、Su-35S戦闘機50機製造の5年契約完了
Su-35S戦闘機3機をロシア国防省に引き渡し
統一航空機製造会社(UAC)は11月25日(ロシア現地時間)、傘下であるスホーイのYu.A.ガガーリン記念コムソモリスク・ナ・アムーレ航空機工場(KnAAZ)が、Su-35S戦闘機3機をロシア国防省に引き渡したと発表した。今回の納入した3機で、スホーイは5年間で50機を製造する長期契約を完了したことになる。なお、ロシア国防省は今年開催した軍事技術フォーラム「Army-2020」においてSu-35Sを含む航空機の生産契約をUACと結んでいるため、今後もSu-35Sの調達は継続することになっている。
ロシア国防省の発表によれば、今回受領した3機のうち2機はリペツクに所在するロシア国防省の航空要員訓練・試験センター所属機になり、残りの1機はコムソモリスク・ナ・アムーレの第23戦闘機航空連隊「タリン」に配備する予定とのこと。
※写真=UAC傘下のスホーイはSu-35S戦闘機を50機製造する5年契約を完了した(提供:UAC)