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露IL-20が北海道から能登半島沖まで飛行
北空・中空・西空の戦闘機が緊急発進
統合幕僚監部は、去る11月21日にロシアのIL-20情報収集機1機が北海道礼文島沖から能登半島沖まで飛行したことを発表した。同機による領空侵犯や自衛隊機に対する危険な行為などはなかった。
IL-20の飛行は、当日の午前から午後にかけて行われ、北海道から日本列島に沿うかたちで日本海を飛行した。領空接近に伴って、航空自衛隊では北部・中部・西部の各航空方面隊で戦闘機を緊急発進させて対応した。
※写真=北海道沖から能登半島沖にかけて飛行したロシアのIL-20情報収集機(提供:統合幕僚監部)
※図=IL-20の飛行ルート(提供:統合幕僚監部)