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ロシア、P-18-2「プリマ」レーダーのプロモ開始
ステルス機を含むあらゆる航空機を探知可能
ロスオボロンエクスポルトは11月26日(ロシア現地時間)、高機動二次元警戒監視・捕捉レーダーP-18-2「プリマ」レーダーの海外市場向けプロモーションを開始したと発表した。
P-18-2は「NITEL」と「NPO Almaz」が開発した超短波(VHF)帯で動作するソリッドステートレーダーで、ステルス機を含むあらゆる航空機を探知出来るという。探知範囲は320キロメートルを超え、高さ方向では最大45度の範囲まで、最小探知範囲は500メートル。妨害環境や困難な地形、悪天候下での動作が可能で、クラッタ環境下でも低速かつ低視認目標を自動的に探知・追跡する。
また、P-18-2は構成機器全てとアンテナポストを車両1台にまとめており、高い機動性を実現。乗員は2名で、高度に自動化しているため、約5分でレーダーの展開・格納が出来るほか、レーダーはキャビンもしくは離隔したワークステーションから操作が可能となっている。さらに、・・・
※写真=ロスオボロンエクスポルトは高機動二次元警戒監視・捕捉レーダーP-18-2「プリマ」レーダーの海外市場向けプロモを開始した(提供:ロスオボロンエクスポルト)
※写真=格納状態のP-18-2「プリマ」レーダー(提供:ロスオボロンエクスポルト)