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2020.12.02

WING

ロステック、2S42「ロータス」の承認試験完了

120ミリ空挺自走迫、2S9「ノーナ-S」を置き換え

 

 ロステックは11月30日(ロシア現地時間)、傘下のツニートチマッシが2S42「ロータス(露語読み:ロートス)」120ミリ空挺自走迫撃砲の承認試験を完了し、戦術および技術要件を満たしていることを確認したと発表した。
 試験は57項目のテストプログラムに従い、主砲の全構成部品、メカニズム、計器類を評価。2S42「ロータス」は試験期間中に400キロメートルを走行し、14発を発射したとのことで、既に次の試験に入っているという。
 2S42「ロータス」はロシア空挺軍が装備するBDM-4M空挺歩兵戦闘車の派生型で、120ミリ迫撃砲を備えた空挺自走迫撃砲であり、現有装備品2S9「ノーナ-S」120ミリ空挺迫撃砲を置き換えることになる。・・・

 

※写真=ツニートチマッシは空挺自走砲2S42「ロータス」の承認試験を完了した。既に次の試験に入っているという(提供:ロステック)

※写真=射撃試験中の2S42「ロータス」(提供:ロステック)

※写真=砲塔には攻撃検知センサーと発射発煙筒を装備していおり、攻撃時には可視・赤外線などを妨害するエアロゾルの雲を展開して自車を守るという(提供:ロステック)