WING
東大生産研、エア・ウォーターと社会連携研究部門
ドローン活用のスマート農業、医療など多分野応用
東京大学生産技術研究所とエア・ウォーターは、12月1日から「IoTセンシング解析技術」社会連携研究部門を設置した。同部門ではスマート農業や新たな医療画像解析システムの開発などに繋げていく方針だ。
両者は社会連携研究部門の設置により、農業・食品分野と医療分野における研究開発を進めていくとし、具体的にはロボットやドローンを活用したIoTセンサーによる環境・生育データの収集を通して農業分野の生産性向上を目指すスマート農業を国内外で実現していく。
また、新しい医療センシング技術を活用し、画像処理・画像解析技術を駆使することで、新たな医療画像診断システムの開発に繋げるほか、食品中の微細異物の検出やインフラ設備の老朽化に伴う微小欠陥の検出など、幅広い分野への応用拡大を目指す。