DAL、訪米旅行者に連絡先確認プログラム開始

任意参加で搭乗者の安全をフォローアップ

　デルタ航空（DAL）は、米国疾病予防管理センター（CDC）と提携し、12月15日から米国の航空会社で初めて、海外から米国に渡航する旅行者に、接触者の追跡調査や公衆衛生上のフォローアップを支援するための5つの情報を任意で提供を要望し、連絡先確認プログラムの作成を開始する。5つの情報は、フルネーム、メールアドレス、米国内住所、電話番号、予備の電話番号。
　連絡先確認プログラムに任意で参加することができる旅行者は、デルタ航空が運航する便を利用する場合は、最終目的地として米国に渡航する米国以外の国籍者、米国のパスポート保持者。
　DALによると、CDCは現在、新型コロナウイルスの陽性者が発見された場合はDALに搭乗者名簿を要求し、感染者の周囲2席に座っていたすべての顧客を確認している。この情報は当該地域の保健所に送信され、各保健所が、管轄区域の搭乗者に対してフォローアップを行っている。・・・

※写真＝デルタ航空が搭乗者に連絡先確認プログラムを開始