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スホーイ、Su-34長期生産契約の最終機を納入
露国防省との新契約に基づくSu-34の生産開始
統一航空機製造会社(UAC)は12月2日(ロシア現地時間)、傘下のスホーイがSu-34戦闘爆撃機の長期生産契約最終機をロシア国防省に納入したと発表した。
スホーイはロシア国防省との間に2020年までに92機のSu-34を納入する契約を結んでおり、今回の機体納入によってスホーイはこの長期契約を完了したとのこと。なお、ロシア国防省は今年開催した軍事技術フォーラム「Army-2020」においてSu-34を含む航空機の生産契約をUACと結んでいるため、今後もSu-34の調達は継続することになっている。
V.P.チカロフ記念ノヴォシビルスク航空機工場で製造した機体はロシア国防省の代表者が受領し、リペツクに所在するロシア国防省の航空要員訓練・試験センターまで問題なく飛行したとのこと。・・・
※写真=スホーイはロシア国防省とのSu-34長期生産契約に基づく最終機を納入した(提供:ロステック)