防衛省の第6回補助金関係、16億5000万円配分へ

沖縄が金額・件数最多、嘉手納関係で騒音助成など

　防衛省が各都道府県へ配分する補助金関係は、第6回目の総額が16億5000万円となった。新規案件が5件と、継続案件が35件で、合計40件が対象。都道府県別に見ると、沖縄県が12件で8億6200万円と件数・金額ともに最多だった。次いで件数が7件と多いのが北海道となったが金額が4500万円にとどまった。金額が沖縄に次いで大きいのは神奈川県で、件数が4件となったが金額が2億4500万円となった。
　この第6回補助金関係を都道府県ごとに見ると、沖縄県では民生安定助成事業の防音助成が最も高額になった。嘉手納飛行場の騒音の影響から沖縄市庁舎守るため、防音整備で4億2700万円を助成する。さらに民生安定助成事業の一般助成では、嘉手納飛行場などを対象に水道の整備について2億6300万円を助成する。・・・