記事検索はこちらで→
2020.12.08

WING

米空軍、スカイボーグ試作機製造で3社と契約

ノースロップは脱落か、試作機は21年5月に納入

 米空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は12月7日(米オハイオ州現地時間)、無人機開発プログラム「スカイボーグ」における試作機製造契約を3社と結んだと発表した。
 今回の契約は、有人機とチーミングして実験飛行可能な能力を持つ試作機を製造するもので、AFLCMCはボーイング(契約金額:2574万8180ドル)、ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI、契約金額:1431万7933ドル)、クラトス無人航空機システムズ(契約金額:3777万1577ドル)の3社と契約を結んだとのこと。
 ちなみに、今年7月の試作機製造と運用試験ステージを実施するための数量未確定契約(ID/IQ)の際には、AFLCMCはノースロップ・グラマンとも契約していたところ。しかし、今回の試作機製造に関しては契約を結んでおらず、同社は落選または辞退したものと見られる。・・・

 

※写真=AFLCMCは「スカイボーグ」プログラムにおける試作機製造契約をボーイング、GA-ASI、クラトスの3社と結んだ。今年7月にIDIQ契約を結んだノースロップは落選または辞退したものとみられる(提供:AFLCMC)