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IATA・IFALPA、一般旅行者向け検査から乗員免除を
各国政府にICAOのCARTガイドライン遵守を要請
国際航空運送協会(IATA)は12月7日(モントリオール現地時間)、国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA)と共同で、各国政府に対し、国際民間航空機関(ICAO)航空回復タスクフォース(CART)のガイドラインに従って、一般旅客に適用されるCOVID-19検査・検疫の対象から、乗員を免除するよう呼びかけた。
CARTガイドラインでは、乗員は一般旅客に適用されるスクリーニングや制限を受けるべきではないことを推奨しているほか、乗員に対する検査方法は可能な限り「非侵襲的」な方法であるべきだとしている。IATAらは、こうした内容を盛り込んだガイダンスが公表されているにも関わらず、一般旅行者に適用されるものと同じ公衆衛生対策を乗員にも適用する国が増加していると指摘。例えば、出発前の新型コロナ検査の陰性証明を提出することが含まれるほか、場合によっては到着時検査も実施するケースもあるとした。・・・
※写真=IATAとIFALPAが共同で一般旅客に適用されるコロナ検査・検疫などの規制対象から乗員を外すように要請。ICAOのガイドラインに各国が従うよう求めた