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2020.12.08

ウイングトラベル

★JTB調査、年末年始旅行14.8%が「行きたい」

 コロナとGo To影響、新常態は感染防止と安近短

 JTBは12月8日、年末年始(12月23日〜来年1月3日)の旅行動向調査をまとめた。それによると、年末年始に旅行に行きたいと考えている人は全体の14.8%で、前年比5.2ポイント下降したものの旅行意欲が高いことがわかった。
 とくに、感染防止を最優先に安心安全にこだわり、ニューノーマルの時代の旅行として、自宅から近い目的地に1泊2日の行程、低価格で、家族などの少人数で車で移動する旅行が主流となった。
 JTBでは、年末年始の旅行の同行者・移動手段・行先の選択に新型コロナ感染防止への配慮、GoToトラベル事業が、例年とは異なる行動の動機に一定数影響していると分析している。
 JTBでは、コロナ禍での年末年始の旅行は、従来の「安近短(安い・近い・短い)」ではなく、旅行再開時から見られていた感染防止に配慮する「新常態の安近短(安心安全・近場/近しい関係・短期間)」が大きな特徴で、今後この傾向がしばらく続くと見ている。

 

 Go Toで早期予約好調も11月下旬から取消増加
 来年予約好調、近場温泉人気、都市部回復遅れ
 若年層ほど旅行意欲高く、60歳以上は低い
 出発日12月30、31日、1人2万円以下主流