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2020.12.09

WING

IATA、10月の旅客需要は前年比70.6%減

ジュニアックCEO、「10月の需要は壊滅的」

 国際航空運送協会(IATA)は12月8日(ジュネーブ現地時間)、10月の国際線・国内線を合わせた世界の航空旅客市場について、需要を表すRPKが対前年同月比70.6%落ち込んだことを明らかにした。座席供給量を示すASKについても59.9%減少しており、結果として搭乗率は21.8ポイント減少した60.2%と低迷した。
 国際線のRPKは対前年同月比87.8%減少し、前月9月には対前年同月比88%減を記録していたことから、ほぼ横ばいとなった。ASKは76.9%減、搭乗率は38.3ポイント減少した42.9%となった。
 一方、国内線のRPKは対前年同月比40.8%減少し、9月の43%減と比べるとわずかながら改善がみられた。ASKは29.7%減となり、搭乗率は13.2ポイント悪化した70.4%となった。・・・

 

※写真=世界各地で感染再拡大がみられたことなどから10月の需要も厳しく。ジュニアックCEOは「壊滅的な月」と振り返った