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2020.12.10

WING

サーブ、スウェーデンから「Giraffe 4A」受注

既存防空レーダー改修と合わせ約21億SEKで

 サーブは12月9日(スウェーデン現地時間)、スウェーデン国防装備庁から地上配備型の防空用統合センサーおよび指揮統制システムを受注したと発表した。契約金額は約21億スウェーデン・クローネ(SEK)で契約期間は2020年から2025年までとのこと。
 この契約には、複数の「Giraffe 4A」レーダーのほか、スウェーデン軍が装備している「Giraffe AMB」レーダーのアップグレードを含んでいる。また、サーブは既存の指揮統制システムの更新および追加のシステムを納入し、防空大隊の火器ユニットとの広範にわたる統合作業を提供するとしている。
 サーブは、「これはサーブにとって重要な注文であり、スウェーデンの防衛能力の中核的部分を提供出来ることを誇りに思う」と述べている。・・・

 

※写真=サーブはスウェーデン国防装備庁から複数の「Giraffe 4A」レーダーや既存の「Giraffe AMB」レーダーの改修などを約21億SEKで受注(提供:サーブ)