ウイングトラベル
チョコレートからメキシコを知る
メキシコ観光局がセミナー、最新リゾートも紹介
メキシコ観光局は、「メキシカン・チョコを愉しみながらロスカボスを知ろう」と題したセミナーをメキシコ大使館で開催した。メキシコシティにあるチョコレート博物館「MUCHO」館長アナ・リータ・ガルシア・ラスクライン氏を招き、メキシコにおけるカカオやチョコレートの歴史について紹介。またRCDホテルズよりアジア統括マネージャーアルトゥロ・クルス氏が来日、来年5月にオープンを控えるロスカボスの2つのリゾート(ハードロック・ホテル、ノブ・ホテル)や、カンクンとリビエラ・マヤで運営する2つのリゾート(ハードロック・ホテル、ウニコ)についてプレゼンテーションを行った。
メキシコにおけるカカオの原産地はタバスコ州とチアパス州。また世界遺産で日本人にも人気の観光地であるオアハカは、カカオから作られるココアの生産地として有名だ。チョコレート博物館は、「メキシコを誇るチョコレート文化を世界に広める」(ラスクライン館長)ことを目的に2010年にオープン。メキシコにおけるカカオやチョコレートに関する展示のほか、チョコレートの味比べや、昔ながらのチョコレート作りなども体験できる。またここのチョコレートはロンドンにあるチョコレート・アカデミーから賞を受賞するなど、その味への評価は高く、セミナーではメキシコの蒸留酒メスカルと共にいくつかのチョコレートを用意、味比べを行った。
一方、メキシコ観光局のギジェルモ・エギアルテ駐日代表は、バハ・カリフォルニア半島と、その南端にあるメキシコを代表するリゾート地のひとつロスカボスについて説明。「大自然とロマンスあふれる場所」として、ゴルフやホエール・ウォッチング、ダイビングなどのアクティビティーや、伊勢エビなどのシーフード、そしてワインなど、グルメの魅力を訴求した。