ANAカーゴ、成田-バンコク線に777Fを投入

北米向け自動車部品など貨物需要に対応

　全日本空輸（ANA）は12月14日、グループ会社のANAカーゴが成田-バンコク線の使用機材を大型化し、777Fを投入すると発表した。
　ANAカーゴでは昨年2機の大型貨物専用機777Fを導入しており、最近では今年10月末に成田-フランクフルト線に777Fを投入して、逼迫しつつある貨物需要に柔軟に対応していくとしていたところ。777Fを東南アジア路線に投入するのは初という。
　ANAは、「12月10日および11日の往復初便は満載で運航した」とし、12月は成田-バンコク路線で4往復を777Fで運航し、東南アジアから日本経由で北米に向かう自動車部品などの貨物輸送需要に対応するとしている。

※写真＝ANAカーゴは成田-バンコク線に大型貨物専用機777Fを投入。北米向け自動車部品など貨物需要に対応する