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ANA10月実績、国内線旅客数58.6%減
供給・需要は回復傾向に、国際旅客は95.8%減
全日空(ANA)が12月11日に発表した10月の旅客輸送実績によると、国内線旅客数は対前年比58.6%減少した146万5313人と前年比4割台まで回復した。一方、国際線旅客数は95.8%減少した3万5305人と、国内線、国際線ともに低水準も、国内線は回復傾向が見られる旅客実績だった。
国内線の座席供給量を示す座席キロ(ASK)は49.2%減の22億4155万7千座席キロだった。今年5月のASKは対前年比89.4%減にまで落ち込んでいたものの、8月には37.5%減、9月は59%減となるなど、夏の旅行シーズンで回復した反面、全国的な新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の影響により若干後退の様相を示していた。一方、需要を表す旅客キロ(RPK)は13億6770万9千人キロと、・・・
※写真=ANAは10月の旅客輸送実績を発表した。際内両線ともに低水準も、国内線は回復傾向が見られる旅客実績だった