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2020.12.14

WING

ANA、約9ヵ月ぶりの新路線・成田-深セン線に新規就航

コロナ感染拡大後、初のANA新規就航路線に 

 全日空(ANA)は12月14日、成田-深セン線に新規就航した。運航は毎週月曜日のみ。成田-深セン線の開設は、日本の航空会社としてはANAが初めてのこと。出発初便となったANA931便には13名の旅客が搭乗した。同線の運航機材は3クラス制246席仕様の787‐9型機を投入している。なお、中国発初便となるANA932便は、現在のところ132名の予約を得ているという。
 ANAの成田-深セン線開設は、今年3月16日に成田-ウラジオストク線を開設して以降、実に9カ月ぶりの新路線開設だ。本格的に新型コロナウイルス感染拡大して以降、同社として初めての新規就航路線で、今年度の新路線開設は初めて。
 当初は3月29日に増枠した羽田空港の国際線発着枠を使って羽田-深セン線として運航を開始する予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大によって就航が先送りされ、さらに日本政府が中国便の発着空港を成田空港と関西空港に絞り、羽田空港の中国便就航が制限されていることもあって、成田発着便として新規に就航した。・・・

 

広州・深セン支店白鳥支店長、「日中交流の架け橋に」
上海・広州など他路線と同水準の搭乗率期待

 

 

※写真=ANAにとって約9ヵ月ぶりの新路線となった成田-深セン線。成田発初便は13名の旅客だったが、深セン発初便は130名以上の予約を獲得している

※写真=深センに向けて出発するANA931便

※写真=ANA広州・深セン支店の白鳥康二支店長