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2020.12.15

WING

セントレア、タッチレスセンサーの実証開始

日本エアロスペース製の「エアクリック」で

 日本エアロスペースは12月14日、中部国際空港会社が管理・運営する中部国際空港(セントレア)で、自社が開発したタッチレスセンサー「エアクリック(Air Click)」がトライアルを開始したと発表した。
 セントレアでは新型コロナウイルス感染症対策として、第2ターミナルの自動チェックイン機の非接触化に向けたトライアルを実施しているところ。日本エアロスペースが提供した「エアクリック」1台を第2ターミナルに設置し、12月8日から2021年1月上旬までトライアルを行うとのこと。
 「エアクリック」の最大の特徴は、赤外線センサーを既存タッチパネル筐体の画面上部に設置し、筐体のUSB端子に接続するだけで非接触化を実現出来る点だ。日本エアロスペースでは新型コロナ対策として、空港関係のほかにも、鉄道券売機やATM、ホテル向け自動チェックイン機、飲食店オーダー端末などのタッチパネルに対応するタッチレスセンサーを開発・提案していくとしている。