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ZALA AERO、パイプライン監視で7000回以上飛行
ガスプロムとの契約で、30名で40万キロを監視
カラシニコフ・コンツェルンは12月14日(ロシア現地時間)、傘下のZALA AEROがガスプロム向けに行った無人航空機のフライトが、2020年は過去最多となる7000回以上に達したと発表した。
これはガスプロムとの契約に基づくもので、ZALA AEROではガス・パイプラインやコンデンセート・パイプライン、隣接インフラなどの監視作業に無人航空機を用いている。今年は30名のフライトクルーが作業に従事し、40万キロメートルのパイプラインを調査。空中パトロールの結果を元にして、必要な写真や映像資料を提出したとのことで、新型コロナウイルス感染症の影響なく作業を行うことが出来たという。
ZALA AEROは、2021年からはメタンガス漏出検知器「DLS-LA」の改良型を導入して実施するとしている。
※写真=ZALA AEROが2020年に実施した無人航空機によるガスプロムのパイプライン監視は、過去最多の7000回以上となった(提供:ZALA AERO)