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UAC、MC-21-310型機の初飛行に成功
PD-14エンジンに問題なく、1時間25分飛行
統一航空機製造会社(UAC)は12月15日(ロシア現地時間)、ロシア国産のPD-14エンジンを搭載したMC-21-310(英語読み:MS-21-310)型機が初飛行を実施し、これに成功したと発表した。
初飛行において、MC-21-310型機は製造しているイルクートのイルクーツク航空機製造工場の飛行場を離陸。高度は最大3500メートル、最大時速450キロまでで1時間25分を飛行し、エンジンや操縦性、システムの動作確認を行ったとのこと。
ユーリ・シュルサルUACゼネラルディレクターは、「MC-21-310型機は開発試験に入り、認証プログラムに加わることになる。顧客がエンジンを選択出来る様になることで、MC-21型機の航空機市場における可能性が拡大し、プログラムのリスクが低減する」と語っている。・・・
※写真=UACは国産エンジンPD-14を搭載するMC-21-310型機の初飛行に成功した(提供:UAC)
※写真=初飛行では高度最大3500メートル、最大時速450キロで1時間25分を飛行。エンジンなどの動作確認を行ったとのこと(提供:UAC)