フェデックス・エクスプレス、ATRフレイターを初受領

　フェデックス・エクスプレスは12月16日、ATRから同社製のターボプロップ貨物専用機ATR72-600フレイターを初めて受領したことを発表した。2000年からフェデックスのATR機運航を担っているASLエアラインズ・アイルランドがフェデックス・エクスプレスのフィーダー便として運航する。フェデックス・エクスプレスは2017年に、ATR対してATR72-600フレイターを確定30機、オプション20機を発注しており、今回初めて受領した機体はレオナルド社のナポリ拠点から引き渡された。
　新型コロナウイルス感染拡大で、旅客便ネットワークが大きな打撃を受けており、従来ならば旅客便のベリースペースを活用されて輸送されてきた貨物が行き場を失うケースも散見されている。航空会社各社では、旅客機を貨物専用便として運航するケースが多々みられるほか、フレイターを保有する航空会社はフル稼働させている状態だ。・・・

※写真＝フェデックス・エクスプレスがATRフレイターを初受領（提供：ATR）

※写真＝ATR72-600フレイターの機内（提供：ATR）