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2018.07.23

WING

米軍V-22プログラム・マネージャー、陸自機は8月到着と説明

遠距離展開能力を発揮、空中給油能力の付与も

 米海軍航空本部のV-22プログラム・マネージャーを務めるマシュー・G・ケ リー海兵大佐が7月17日ファンボロー・エアショー会場で、V-22の最新状況を 説明し、この中で日本の陸上自衛隊向けのV-22初号機は8月に日本に到着する 見込であることを明らかにした。日本向けV-22は米海兵隊向けとほぼ同型で、 日本仕様と言えるのは通信機器など一部であるという。
 既に運用態勢に入っている米海兵隊のMV-22Bは米本土のほか、スペインと普 天間に配備されている。スペインへは米本土のニューリバー基地からバミュー ダ、アゾレスと島伝いに飛行した。また、米海兵隊の配備が始まっているオー ストラリアのポート・ダーウィンにも、ハワイ、ウェーキ、グアム経由で飛行 しており、フェリー飛行であれば、4000キロの飛行が可能で、自律展開能力が 高まっている。さらに、空中給油能力の付与が始まっており、V-22同士のほ か、海兵航空団の様々な機種に空中給油が行われるようになるという。