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2020.12.17

WING

JALグループJGS、グラハン世界標準ISAGO認証取得

成田・羽田で初の取得会社、受託会社の監査免除

 日本航空(JAL)グループのグランドハンドリング業務を行うJALグランドサービス(JGS)は12月16日、成田・羽田空港で初めて国際航空運送協会(IATA)の地上作業安全監査「IATA Safety Audit for Ground Operation(ISAGO)」の認証を取得した。この世界標準の認証取得により、企業イメージの向上はもちろん、受託会社ごとの監査の一部が免除されるなど、作業の効率化を図ることができる。JGSでは、オペレーション受託数の拡大が期待できるとし、各国のグランドハンドリング会社との活発な意見交換が図れると期待する。
 JGSが取得したISAGOはIATAの監査プログラムで、すでに承認を受けたグランドハンドリング会社は229社、空港としては207空港の登録がある。成田空港および羽田空港では、今回唯一の取得となった。JGSはISAGO登録のロゴを表示できるようになり、高いサービス品質の証として、受託航空会社の増加が期待できるという。・・・

 

※図=ISAGO承認のロゴ(提供:JAL)