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2020.12.18

WING

エアバス、水素燃料機でポッド分散型燃料電池推進システム

水素燃料航空機「ZEROe」新コンセプト、25年に方法選択

 エアバスは12月15日(現地時間)、エアバスが今年9月に発表した水素燃料航空機コンセプト「ZEROe」プログラムにおいて、新たに翼の下に6基の「ポッド」型推進システムを搭載した分散型燃料電池推進システムを検討していることを発表した。各「ポッド」には8枚羽のローターがが備えられており、水素燃料電池を活用する。「ZEROe」プログラムでは、9月の段階で3つのタイプの機体構想が発表されていた。
 「ZEROe」プログラムの機体リードアーキテクチャーを務めるマシュー・トーマス氏は「ポッド構成は主翼に沿って配置された6基の推進器を介して航空機に推力を供給する」と説明した。
 エアバスは水素燃料電池は設計上の考慮事項が従来とは大きく異なることに触れつつ、・・・

 

※画像=エアバスは水素燃料航空機コンセプトにおいて翼下に6基の「ポッド」を搭載する分散型燃料電池推進システムを打ち出した(提供:エアバス)