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2020.12.18

ウイングトラベル

★UNWTO、2020年は観光にとって「史上最悪の年」

 1-10月の国際観光客数72%減、30年前のレベルに

 国連世界観光機関(UNWTO)は12月17日、2020年1月から10月までの世界の国際観光客数は前年同期比72%減少しており、2020年年間では30年前の1990年代のレベルまで国際観光客数は減少するとの見通しを発表した。海外からの到着客数は10億人減少し、これによる国際観光収入は1.1兆米ドルが失われると見通した。これにより世界のGDPに対して2兆米ドルの損失を与える可能性があるとしている。
 UNWTOでは2020年について、世界的な出入国制限、新型コロナウイルスとの世界的な闘争、消費者の信頼感のどれをとっても、「観光の歴史のなかで史上最悪の年」だと総括している。