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2020.12.23

WING

ボーイング、アラスカ航空から737MAXを23機追加受注

アラスカ航空、737MAXを最大120機発注済み

 ボーイングとアラスカ航空は12月22日(シアトル現地時間)、アラスカ航空が737MAX(737-9型機)を追加で確定23機、オプション15機を受発注することに合意したことを発表した。アラスカ航空は今回の追加発注で、確定およびオプションをあわせると累計で120機の737MAX(確定:68機、オプション:52機)を発注したことになる。アラスカ航空は導入する737-9型機について、3クラス制の全178席仕様とすることを計画している。
 737MAXは2件の墜落事故後、20ヵ月にもおよぶ長期の運航停止となった。今年11月にようやく運航禁止命令が解除され、必要な改修やパイロット訓練を経た後、飛ぶことができるようになった。ただ、長きに亘る運航停止や風評、さらには新型コロナウイルス感染拡大による航空会社の財政悪化などの要因が重なり、受注は伸び悩んでいる。

 

※写真=ボーイングがアラスカ航空から23機の737MAXを追加受注(提供:ボーイング)

※写真=ボーイング工場内で開催された調印式(提供:ボーイング)

※写真=737MAXは今月に入ってライアンエアが75機を発注するなど追い風が吹いてきた(提供:ボーイング)