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2020.12.25

WING

成田11月、入国緩和など国際線は改善傾向に

貨物便発着は過去最高も、旅客いぜん1割以下

 成田国際空港会社(NAA)が発表した11月の空港運用状況は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受け、旅客数・発着数ともに前年同月を大幅に下回るも、国際線ではレジデンストラック・ビジネストラックなどの入国制限緩和などによって旅客数・旅客便発着ともに改善傾向が続いた。国内線も移動制限緩和やLCC各社の復便などで、国際線よりも早い回復を見せた。また国際線貨物便については、旅客便ベリースペースの不足による臨時便運航が相次ぎ好調。貨物便の発着数が4098回となって過去最高を更新した。
 11月の国際線旅客数は前年同月比95%減の14万5683人だった。まだ9割以上もの旅客減となったが、前月10月には96%減、その前の9月には97%減だったことから考えれば、わずかながらも徐々に回復へ向かいつつある状況だ。さらに・・・・・・・・・・・。