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2021.01.08

WING

JAL11月、国際旅客わずかに回復も9割減継続

運休・減便対応も需要激減、利用率伸びず

 日本航空(JAL)がまとめたグループの11月輸送実績は、国際線旅客が前年同月比94.5%減の4万3231人で、利用率が18.9%となった。需要を示すRPKは93.7%減の2億5237万2千人キロで、供給を示すASKでは70.2%減の13億3200万8千座席キロであった。世界的に広がる感染症影響で、国際線旅客はいぜん9割超も減少する苦しい状況。しかしながら、各国で水際対応が進んだことで、僅かずつも旅客が増加傾向に。11月は年度内で最も旅客が多い月になった。ただし今後は、世界的に感染が拡大傾向となるため、引き続き厳しい状況が続くことになる。
 国際線の方面別では、各方面で旅客が9割以上も減少し、厳しい状況が続いた。・・・

 

国内旅客は6割程度まで回復、利用率は約7割に

 

※写真=国際線は厳しい状況が続く。国内線も回復見せるがいぜん低い水準に