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キャノンメディカル、蛍光LAMP法のコロナ検出研究試薬開発
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検体採取後約30分で結果判明、前処理省力化も成功
キャノンメディカルシステムズは1月8日、蛍光LAMP法による「新型コロナウイルスRNA検出試薬 LAMPdirect / Genelyzer KIT」を研究用試薬として販売を開始したことを発表した。
キャノンメディカルシステムズによれば、同社が開発した試薬は島津製作所のAmpdirect技術による専用試薬「LAMPdirect」を用いたとのことで、検体採取後、結果を得るまで約30分とすることに成功したという。この試薬の性能評価については、昨年10月に国立感染症研究所のホームページで公表 済みで、行政検査に使用することも可能だ。
※写真=キャノンメディカルシステムズは蛍光LAMP法による新型コロナウイルスRNA検出試薬を開発。検体採取後約30分で結果が判明するほか、前処理工程も省力化に資回向した(提供:キャノンメディカルシステムズ)