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防衛省、首都圏感染症対応も「迅速に対応」
自治体・厚労省と調整、ニーズに最大限応じる
岸信夫防衛大臣は1月12日の会見で、新型コロナウイルス感染症対策について、緊急事態宣言を発出した首都圏で具体的なニーズがあれば看護師不足などに対して自衛隊を派遣していく姿勢を示した。今のところ具体的な要請を受けていないとしたが、「現場のニーズなどに応じて、さらに派遣については緊急性や非代替性、そして公共性といった要件に照らした上で、迅速に対応する」と述べた。大阪では12月に、感染症専門病院の開設時に自衛隊を派遣して看護師不足に対応したところ。今後も同様の事例にも積極的に看護師として派遣する考えだ。
自衛隊中央病院ではすでに、都の要請を受けて感染症に対応できるベッドの増床を図った。その上で去る4日には各幕長に対して、医療支援、宿泊療養者に対する緊急支援、感染防止の教育支援、さらには自衛隊の能力を活かす支援に対応できるよう、・・・