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2021.01.15

WING

米陸軍、IBCS防空システムをLRIP段階へ進める

今秋には初期作戦能力獲得の試験・評価へ

 ノースロップ・グラマンは1月14日(米ハンツビル現地時間)、米陸軍の統合防空戦闘指揮システム(IBCS)の開発において、米陸軍から低率初期生産(LRIP)段階に進む承認を得たと発表した。
 ノースロップ・グラマンではこれまでに、量産型となる交戦運用センター(EOC)や統合火器管制ネットワークリレー(IFCN)などを納入しており、米陸軍はF-35戦闘機との統合を含む各種試験を重ね、成功を収めてきたところ。
 ノースロップ・グラマンは、「陸軍首脳部がIBCSを開発段階からLRIP段階へ進める決定を下したことは、システムの成熟度初期作戦能力の獲得を宣言するための試験準備が整っているという陸軍の自信を表している」とコメントし、「第3-43高射大隊の兵士達は、・・・

 

※写真=米陸軍はノースロップ・グラマンに、IBCS防空システムをLRIP段階に進める承認を与えた(提供:ノースロップ・グラマン)