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2021.01.15

WING

コミューター輸送実績11月、輸送減も比較的緩やか

限定的な感染症影響、前年上回る路線も

 東京航空局および大阪航空局は、2020年11月のコミューター航空の11月旅客輸送実績をまとめた。各コミューター社では、ほとんど人員数が減少した厳しい状況となった。しかし最大でも3割減程度にとどまったほか、1、2割減程度だった会社や前年を上回った会社も見られ、感染症影響による減少は、大手・中堅航空会社よりも比較的緩やかだった。
 東日本の新中央航空(CUK)、東邦航空(THK)、北海道エアシステム(NTH)、アイベックスエアラインズ(IBX)、フジドリームエアラインズ(FDA)の5社合計では、輸送人員が19万5246人で、利用率が60%、就航率が98.1%となった。西日本のオリエンタルエアブリッジ(ORC)、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアーコミューター(RAC)、ジェイエア(JLJ)、天草エアライン(AHX)の5社では、輸送人員が前年同月比29.8%減の39万2363人、利用率が65%となった。・・・

 

※表1=東日本各社の11月実績(提供:東京航空局)

※表2=西日本各社の11月実績(提供:大阪航空局)