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2021.01.15

WING

ANA、2月末までに計1万1361便を運休・減便へ

1月19日~2月7日の緊急事態宣言中の運航率は32%

 全日空(ANA)は1月14日、1月19日~2月末までに国内線で計1万1361便を運休・減便することを発表した。とくに1月19日以降、政府の緊急事態宣言期間となる2月7日までの間、107路線を対象に5661便を運休・減便するとして、2月7日までの運航率はわずか32%まで低下するとした。
 政府のGoToトラベルキャンペ-ン効果で回復傾向にあった国内線旅客需要だが、今回の感染第3波によって、すっかり冷え込んでしまった。そうしたなかANAは苦渋の選択を強いられている様相で、1月19日~2月末までの間、1万便を超える大規模な運休・減便を実施することにした。
 ANAによれば、1月19日~1月31日までに、あらたに73路線2194便を追加減便する。これにより、1月の当初事業計画に対する運航割合は32%(減便率:68%)まで低下し、実に108路線を対象に6405便が減便されることになってしまった。・・・

 

※写真=ANAは2月末までに国内線で1万1361便もの大量運休・減便を実施する。コロナ感染拡大と政府の緊急事態宣言で需要減退