サーブ、カナダに新たなセンサー開発拠点提案

FFCPの一環として、宇宙監視レーダー共同開発等

　サーブは1月18日（カナダ現地時間）、オンライン開催した国際会議「Alx Space 2021」において、カナダの将来戦闘機能力プロジェクト（FFCP）の提案の一環として、カナダに新たなセンサー開発拠点を設立すると発表した。
　バンクーバーに設置するこの新施設「サーブ・センサーセンター」は、レーダーなどのセンサー技術を中心に研究開発することになり、地域のカナダ人エンジニアに仕事を提供するとともに、学術研究機関に研究開発の道筋を提供するとしている。
　サーブは提案中のプロジェクトの一つとして、カナダの宇宙産業と宇宙監視レーダー（SSR）を共同開発することを挙げており、「サーブとカナダ宇宙産業界は、カナダと世界のためにSSRを共同開発する最適の組み合わせと感じている」と述べている。・・・

※画像＝サーブはカナダの将来戦闘機能力プロジェクト提案の一環として、カナダに新たなセンサー開発拠点設立を提案した（提供：サーブ）