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2021.01.19

WING

11月の全国空港、国内旅客4~5割減、国際ほぼゼロ

羽田国内49.4%減、成田は国際貨物が前年比増に

 東京航空局および大阪航空局がまとめた2020年11月の空港利用概況によると、北海道・東北・関東信越静岡地区の35空港では国内線の旅客数が前年同月比49.8%減の486万6421人、国際線が96.5%減の16万6251人となった。貨物については、国内線が34.7%減の4691万7112キロ、国際線が6.9%減の2億2704万4309キロだった。東海・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄地区の61空港の旅客は、国内線が41.8%減の591万1369人で、国際線が2万7734人となった。貨物では国内線が31%減の3946万4989キロで、国際線が26.1%減の7346万865キロとなった。
 空港別にみると、新千歳空港では国内線の旅客数が50.7%減の81万4706人で、国際線が0人となった。仙台空港の国内旅客は47.6%減の17万229人、国際旅客が0人だった。国際旅客は、日本および就航各国の出入国制限によって、運航自体がストップし、旅客がゼロだった。国内旅客は、国際線よりも回復しているとはいえ、ほぼ半減となって厳しい状況だ。・・・