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2021.01.21

WING

エアバスヘリ、神戸MRO事業、昨年は前年比10%上昇

エアバスヘリ長期戦略が奏功、コロナ影響は限定的も注視

 

 エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのギヨム・ルプランス最高執行責任者兼社長が本紙の取材に応じて、新型コロナウイルス感染拡大下の日本のヘリコプター市場について、「日本市場に目を向ければ早い段階で回復しており、それほど影響を受けていない」とし、国内のヘリコプター市場のコロナ影響は限定的なものだったとの認識を示した。ただ、一方で今後の先行きについては、「2021年は世界中の経済低迷が見込まれているため、その影響をどのように受けるのか、将来的な見通しは現段階では、はっきりとしていない」ともコメント。「経済が回復してくれば、それに紐付いたかたちで新しいヘリコプターの新造機需要が発生するかもしれない」とし、市場動向を注視している様相だ。

 

※写真=エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのギヨム・ルプランス最高執行責任者兼社長(提供:エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン)