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MS&ADインターリスク総研、ドローンで建物劣化診断サービス
NECネッツエスアイと協業、国内外でサービス展開目指す
MS&ADインターリスク総研は、NECネッツエスアイと協業して、ドローンを活用した建物劣化診断サービスを共同開発した。1月20日からサービスの提供を開始した。
両社が展開するサービスはNECネッツエスアイがドローンを用いて撮影する空撮画像を、MS&ADインターリスク総研が所有する建物劣化評価手法に基づき確認するというもの。建物の劣化状況を診断することが可能で、目視点検では確認することが困難な建物の屋上・外壁・太陽光パネルなどの劣化状況を把握することができる。
両社はこのサービスを通じ建物における劣化確認・診断の効率化と省力化を推進する狙いで、今後はAIなどを活用し更なる簡略化・簡素化を目指す。加えて多様化ニーズに応えるサービス開発を進めつつ、国内外問わず広くサービスを展開していくとしている。
具体的にはドローンを用いて工場や倉庫などの建物を空撮するほか、調査時にドローンとZoomなどを組み合わせることで、現場の作業者だけでなく遠隔の管理者からも、PCやタブレット、スマートフォンなどでリアルタイムに空撮映像を確認することができるようにする。・・・