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2021.01.25

WING

エアバス、トルクメニスタン航空からA330貨物改修機受注

2022年納入、トルクメニスタン航空は初のエアバス機導入

 エアバスは1月22日、トルクメニスタン航空との間で、2機のA330-200貨物改修機(P2F)を受注したことを発表した。トルクメニスタン航空への機体引き渡しは2022年を計画しており、中央アジアで同型機を運航するのは、トルクメニスタン航空が初めてとなる。
 エアバスによれば、トルクメニスタン航空がエアバス機を発注したのは今回が初めて。A330P2Fプログラムは2021年にローンチされ、2017年末にプロトタイプが顧客にデリバリーされた。
 エアバスはP2Fプログラムについて、シンガポールのSTエンジニアリングスペース、そしてエアバスとSTエンジニアリングエアロスペースのジョイントベンチャーであるエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)と共に展開している。
 A330P2FプログラムにはA330-200P2FとA330-300P2Fの2機種があって、このうちA330-200P2Fは、最大61トンの貨物を7700km以上輸送することができる。