シコルスキー、独CH-53K産業チームと提携契約更新

産業チームにライザー・シミュレーションが加入

　ラインメタル・ディフェンスは1月27日（ドイツ現地時間）、シコルスキー・エアクラフトとラインメタルが代表を務めるドイツ産業チームが、CH-53K「キングスタリオン」に関して、新たな提携契約を結び、協力関係を再確認したと発表した。
　ドイツではドイツ連邦軍のCH-53Gヘリの後継機種を選定する新型重輸送ヘリコプター「Shwerer Transporthubschrauber（STH）」プログラムにおいて、シコルスキーとドイツ産業チームがCH-53Kを、ボーイングがH-47「チヌーク」を提案していたところ。しかし、昨年9月末に連邦軍装備情報技術運用庁（BAAINBw）が提供オファーは不経済であると評価したことなどを受けて、入札を中止していた。ラインメタルによれば、現在は有償軍事援助（FMS）プロセスにおいて、以前と同じく入札を募集しているという。
　また、今回のシコルスキーとドイツ産業チームの提携契約では、新たにライザー・シミュレーション・トレーニングがドイツ産業チームに加わっている。・・・