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2021.01.28

WING

JALグループ国内線を追加減便、2月運航率39%に

感染症拡大で航空需要減、羽田北ウイング閉鎖も

 日本航空(JAL)グループは感染症の影響による航空需要動向を踏まえ、2月1日から28日までの期間中に国内線の追加減便を行う。グループ全体で新たに片道2926便を減便するとして、すでに決定している減便と合わせると1万4313便になる。この追加減便前の運航率は52%だったが、この減便で運航率が39%と、4割弱まで減少することになった。
 JALはこの減便に伴って、2月から羽田空港第1ターミナル北ウイングのカウンターや保安検査場の閉鎖を決定した。期間は当面の間ということで、感染症の影響を見定めたうえで再開することになる。JALグループの羽田空港での搭乗手続きや保安検査については、第1ターミナルの南ウイングで行っていくことになる。北ウイングでは手続き関係施設を閉鎖することになるが、北ウイングラウンジは2月にも利用することができる。

 

※写真=JALは2月の国内線の運航率を39%に引き下げることを決定。羽田空港は北ウイングのカウンターや保安検査場を閉鎖する