航空局、空港ビルの感染症対策・旅客増大事業補助

事業費の2分の1負担、距離確保・換気向上など対象に

　国土交通省航空局は1月28日、空港の感染症リスクを最小化し、受入環境整備を推進することで、今後の感染拡大防止と航空旅客回復・増大を両立させるため、空港ビル会社などの取組みを一部補助する「空港受入環境高度化支援ウィズコロナ」の公募を開始した。支援の対象となるのは、地方管理空港やコンセッション空港を含め、旅客便が発着する空港ターミナルの設置・管理者。待合スペースなどの密集防止、空調・換気設備の機能向上、衛生設備の非接触化、検温や殺菌・抗菌関連機器などの受入環境整備を推進する。
　この補助では、ターミナル管理会社などが実施しようとする感染症の拡大防止策や旅客増大を図れる施策に対して、事業にかかる経費全体の2分の1以内の金額を補助するもの。事業者ごとに事業計画書を提出できるのは1件までとなる。応募期間は1月29日から2月15日までで、応募結果は3月上旬ごろを予定する。審査・評価としては、・・・・・・・・・・・。

※図＝補助の対象となるメニューの例（提供：航空局）