記事検索はこちらで→
2021.01.29

WING

JAL国際線、減便・運休で4月まで8割近い減便に

オセアニア方面2月後半調整へ、東アジア運休継続

 日本航空(JAL)は、2月1日から4月15日までの期間に運航する国際線の減便・運休を追加決定した。この決定では、オセアニア方面で2月前半までシドニー線を週2往復で運航するが、それ以降は豪州側の制限により調整を図ることになった。メルボルン線は運休することが決まった。東アジア方面のソウル・釜山線は引き続き3月も運休する。ハワイ・グアム方面では、羽田−ホノルル線の運航を週1往復で継続し、一方でコナ線、グアム線の運休を継続することにした。
 JALでは、この度の減便・運休対応によって、2月1日から4月15日までの減便対象路線が10路線で、減便数が片道848便になるとした。それを月ごとの累計で見ると、2月1〜28日の減便数が片道3469便になり、減便率が78%になる。この減便にはまだ確定していない2月後半のシドニー線を含んでいない。3月1〜31日の便については、シドニー・メルボルン線を除いて、減便数が片道3716便で、減便率が77%になる。4月1〜15日については、オセアニア方面(シドニー・メルボルン線)および東アジア方面(ソウル・釜山線)を除いて、減便数が片道1642便となって、減便率では75%になる。そのため、JALの国際線では4月半ばまで8割近い減便が続くことになることが分かった。
 オセアニア方面で運航する羽田−シドニー線は、2月15日までJL52/51便として週2往復する。JL52便は毎週月土曜に運航し、羽田を19時10分に出発して、翌日午前7時にシドニーへ到着する。JL51便は毎週月水曜運航で、シドニーを11時15分に出発し、羽田へ19時15分に到着する。成田−メルボルン線として毎日運航を計画していたJL773/774便は2月中の運休を決定した。海外発の3月1日も運休となる。
 3月1〜31日の東アジア線はソウル線、釜山線ともにすべて運休となる。計画では・・・・・・・・・・。

※写真=JALは2月から4月前半まで国際線の追加減便を決定した。