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2021.02.01

WING

タニタ、アルコール検知器の販売開始

検知器と被験者をQR認証、初年度1万台販売目標

 タニタが燃料電池式アルコール検知器「ALBLO FC-1500」を開発し、その販売を開始した。タニタが開発したアルコール検知器はQRコードを画面表示することによって検知器認証機能を備えた。タニタが提供する「ALBLOクラウドサービス」と接続して使用することで、検知器と被検者をともに認証することが可能となり、検知器のすり替えや被検者のなりすましなどの不正を防止できるという。同社によれば、機器と本人を同時に認証できる機能を備えたアルコール検知器は国内で初めて。
 航空業界では乗員のアルコール問題が取り沙汰されたが、整備従事者と運航管理者のアルコール検知器による検査が義務付けられるなど、適用範囲が拡大している。・・・

 

※写真=タニタがアルコール検知器を開発。クラウドサービスを利用すれば、検知器と被検者双方を認証することが可能で不正を防止することができる(提供:タニタ)