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2021.02.02

WING

JAL第3四半期、コストカットも損失2127億円

通期は損失3000億円予想、感染再拡大が痛手に

 

 日本航空(JAL)はこのほど発表した2021年3月期第3四半期決算(2020年4月1日~12月31日)で、国際財務報告基準(IFRS)での売上収益が前年同期比68%減の3565億円になり、財務・法人所得税前損益(EBIT)で損失が2941億円(前期利益1146億円)、純損失が2127億円(前期利益748億円)となったことを発表した。菊山英樹専務は2月1日の決算会見で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で業績が大変厳しいものになったとし、変動費および固定費の削減を想定以上に進めたものの、減収を補いきれずに損失を出してしまったと説明した。

 

※表=下方修正した業績予想(提供:JAL)