IBCSとポーランド軍通信システムが統合に成功

米軍以外ではR-460Aが初めてIBCSと統合

　ノースロップ・グラマンは2月3日（米ハンツビル現地時間）、ポーランドの防衛企業であるトランスビット（Transbit）と共同して実施した、統合防空戦闘指揮システム（IBCS）とトランスビット製の大容量見通し内（HCLOS）無線通信システム「R-460A」の統合実証が成功したと発表した。
　IBCSは米陸軍が開発・試験を進めている次世代防空指揮システムで、ポーランドはミサイル防空プログラム「WISLA（※Lは＼が入る）」においてIBCSを採用しており、米国以外ではIBCSを取得する初の国際パートナー国となっている。また今回の統合実証成功により、R-460Aは米軍無線通信システム以外で初めてIBCSと統合した無線通信システムになる。・・・

※写真＝トランスビット製のHCLOS無線通信システム「R-460A」（提供：ノースロップ・グラマン）