記事検索はこちらで→
2021.02.10

WING

「そうりゅう」民間商船と接触、アンテナなど損傷

商船は振動なく航行継続、海保・調査委が原因究明

 

 防衛省は、2月8日に足摺岬沖で発生した海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」による民間商船との接触事故について、「そうりゅう」では、艦橋部分が歪み、アンテナマストおよび潜舵に損傷が生じ、通信手段が一時携帯電話のみとなったほか、乗員の3人が軽傷を負ったことを説明した。民間商船では接触後、現場海域を立ち去っていて、後に振動なくダメージはないと思われる、と回答している。現在、海上保安庁および海上幕僚監部に設置した事故調査委員会で原因究明を進めている。