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新明和、社内試作のVTOL無人機を出展
ファンボロー航空ショーに、金属製試作スポイラーも
新明和工業は今年のファンボロー・エアショーに若手技術者による社内研究の成果であるVTOL小型無人機を出展し、さらに将来民間航空機用の金属製一体成形スポイラーも出展した。
小型VTOL(垂直離着陸)/UAVは全翼タイプの機体に3基の水平ローターと1基の前進用プロペラを持つ。昨年飛行試験に成功しているという。軽量の全翼タイプ機体は炭素繊維複合材製で、プロペラは全てモーター駆動。水平ローターのうち2基は主翼にダクトを設け、その中に配置してある。用途は決まっていないが、構想段階から飛行試験まで独自技術により実施することで、機体メーカー技術者の養成の一環ともなっている。
※写真=研究用試作VTOL/UAV