スペース・バルーン、茨城宇宙港コンセプト明らかに

大洗町を宇宙港舞台に、高高度気球の拠点へ

　スペース・バルーンは同社が展開することを目指す成層圏・高高度輸送気球システム「HATBA」（ハトバ：(High Altitude Transport BAlloon)）の宇宙港「スペースポートIBARAKI」のコンセプトイメージを明らかにした。同社は茨城県・大洗町を宇宙港の舞台とすることを想定している。
　スペース・バルーンは昨年3月に設立後、半年で関東沖での高高度気球による飛行実験を成功。同種の飛行実験に繰り返し成功した。同社は今年から輸送システムの大型化、搭載機材の重量化対応、リモートセンシングなどの事業へ発展させていくことを目指しており、そのコアとなる成層圏・高高度輸送システム「HATBAシステム」を開発し、・・・

1トン級の重量物も成層圏に
データ取得や実験など実施も

※画像＝スペースポートIBARAKIのイメージ（提供：スペース・バルーン）

※画像＝茨城県・大洗町を宇宙港の舞台とする構想だ（提供：スペース・バルーン）